昨年6月から、当駅前銀座アーケード街に
残る昭和の面影が、作品の背景として
似合うとお考えになった、
静岡市で小~高校生として暮らした
浜野佐知監督による静岡市を舞台に
した映画『雪子さんの足音』が完成して、
来月から静岡市の映画館で
上映される運びとなり、
それに先立ち、浜野監督自身で
ロケ地の一つである当駅前銀座に
ご挨拶のために訪れてくださいました。

これを好機とばかり、
作品『雪子さんの足音』について
いろいろとお尋ね致しました。
浜野監督のお考えは
「おばあさん(年を重ねた女性)だって、
様々な感情や欲望を持った女性であり、
老いているという既成概念を捨てて、
一人の自立した女性として
存在させたい。
素直でピュアな純愛を表現して
世代を越えた共通の価値としての
表現を心掛けしました。
また男性の皆様にも、
充分に楽しめる映画に
しました」と語ってくれました。

浜野監督は静岡市育ちで、
市内のロケポイントに詳しく、
文化財であるエレガントな
旧エンバーソン邸を中心に、
市内の様々な場所をロケ地
として完成した作品で、
当商店街やおそばの「ふじ乃や」
2階の風景も登場します。

なお、主演女優の吉行和子さんは
芥川賞作家の吉行淳之介の妹です。
ご承知の様に吉行淳之介は
遠藤周作らと共に“第三の文学界”
として男女の普遍的な性愛を
追求した戦後文学界の星とされて、
旧清水市出身の
直木賞作家 村松友視さんとも親しく、
影響を与えた作家でもあり、
従って吉行和子さんの演技は
リアリティに迫るものと
期待されます。

★静岡市での上映予定
:2019年2月16日(土)~3月8日(金)
静岡東宝会館にて

浜野佐知監督:
長い髪をなびかせ颯爽と
歩く姿は、まるで映画の
主人公のようで、存在感のある
輝いた素敵な女性です。

作品『雪子さんの足音』の
盛会を祈念いたして、
今後のご活躍と共に、
第二弾を期待しています。