6月2日(土)快晴の中、午後1時から奥様の
大沼早苗さん出席のもと 大沼啓延さん(享年68歳)
を偲ぶ会が行われた。納骨されるまでの間、
お世話になった知人・ゆかりの場所を訪問されており、
ありがたいことに駅前銀座にもお越しいただいた。
5月5日のふれあい広場開催予定から1か月後の
再会となった。
1週間前に開催が決まったばかりであったが、
約70人もの皆さんが会場に掛けつけ
ご遺骨に手を合わせ別れを惜しんだ。
『こころにポッカリ穴が開いた』
『生き甲斐だった』
『早すぎる』・・・。

早苗さんが大沼さんから言われ続けた
言葉は「どんな時も笑顔でいよう」。
また、どうしたら皆さんが笑顔になれるのか、
あめやお菓子を配るなど日頃から楽しみな
仕掛け・企画を考えてくださっていた。

さらに大沼さんは、今後
「静岡を健康長寿世界一に!」するという
企画を考えていたとのこと。
共に長寿の記録をつくっていただきたかった・・・。
68歳という若さで先に旅立たれたが、
100歳分の人生を送ったことと早苗さん。
とびっきりのキャスター収録以外の時間帯にも、
日々声がかかった所を訪ねては様々な活動をされ、
1日24時間が足りないほど静岡の各地をまわり
「ふれあい広場」「CDの歌手活動」など精力的に
飛び回っていた。
そんな中でも「グチを言わない」
「人のせいにしない」をモットーに
されていたとのこと。

最後に「明日があるさ」(駅前銀座バージョン)を
合唱。笑顔や笑い声の絶えない中、
何回か吹き抜けた気持ちの良い風に、
会場の多くの皆さんが大沼さんを
感じたことでしょう。

戒名の中に「飛」の文字。
これからも、自ら会いに行くキャスターとして
「大沼さん!」と呼んだらいろいろな所に飛んで
会いに来てくださる意味でつけられたとのこと。
駅前銀座をこよなく愛してくださった大沼さん。
大沼さんの魔法の言葉「元気の“き“」で笑顔に。
これからも空の上から見ていてください。