大型客船入港
セレブリティ・ミレニアム号の寄港

4月21日(金)、同船碇泊の日の出
埠頭からJR清水駅間の
シャトルバスとWi-Fiの手配を
静岡市が実施した。
それに伴って駅前銀座商店街では、
乗船客に対する歓迎と
ホスピタリティー(おもてなし)を
実施した。

同船は、アメリカ・チェコ・
ドイツを経由して欧米人客が多く
商店街では歓迎POP(看板類)
の掲出、英語通訳ボランティア
着もの着付け体験等を提供した。

欧米人の和服に対する興味は高く
順番待ちが多数出たほどであった。
男性用として用意した袴(はかま)
を着用した男性は「オー!サムライ!」
と感激して記念撮影をしていた姿が
印象的であった。

尚、着付けを担当した
『志美津きものボランティア会』
の皆さまは前回の経験もあり、
笑顔の対応で片コト会話で
おもてなしに努めていただいた。

そこで、
志美津(しみず)きもの
ボランティア会を率いる
石橋志津枝先生に
おたずねしてみました

 Q:お使い下さっている和服は、
すべて先生の持ち物ですか?
A「私が所有管理している
ものを、自宅倉庫から持参
しました。皆さまのご好意
で寄付をして頂いた着ものや
レプリカの日本刀も・・・」

Q:どのようなお考えから、
着付けボランティア活動を
始められたのでしょうか?
A「駅前銀座商店街の
活性化のためになるのなら・・・。
外国人が着ものに興味を感じて
それが日本の文化を理解する
キッカケになれば・・・。」
日本の中高校生の皆さんにも
ボランティア活動を通して、
人様の喜ぶ姿を実感して、
活動の素晴らしさ・楽しさを
体験していただけたら・・・。
『人に尽くすという行為は、
人を育てます』と、日頃の
石橋先生の価値観を
お話しくださいました。

駅前銀座商店街の丸京呉服店を
主会場にして、ボランティアで
参加してくださっている
石橋先生にインタビュー
という形でおたずねしました。
『志美津(しみず)きもの
ボランティア会』の皆さまは
さすがに和服の自然で美しい
着こなしが板についた
素敵な方々でした。

尚、この様子は
4月26日「水」のNHK静岡
「たっぷり静岡」の
しずまっぷ 客船が寄港清水区の
旅の中で放送されました。