「コロナに負けず頑張る店主!」
二年間に渡るコロナ騒ぎで、消費流通は
大きく変化しています。
その厳しい時代の地域商店街で
営業中のお店の対応や工夫、
そして経営者の思いについて
一文を、寄せていただきました。
みなさまにとっても
元気の基になれば幸いです・・・。
”明けない夜はない、止まない雨はない”
西ヶ谷建志
(にっぽんの味 次郎長屋)
皆様、こんにちは。次郎長屋の西ヶ谷です。
「寂しくなっちゃね〜この商店街も・・・」
「何?久々に来たらシャッター
ばっかりじゃない!」
「あれ?港マーケットは何処
いっちゃったの?」
お客様が来られるとよく言われる
フレーズですよね(苦笑)
私は胸を張って、こうお返事しています
「私が幼稚園だった頃(50年近く前)は、
漁船がひっきりなしに入港して夜の街が
人々で賑わい、朝から老若男女の
買い出しで商店街は、そりゃぁ
歩けないほどの賑わいでした。
でも時代は変わり、静岡の中心街の
呉服町ですらシャッターが目立ちます。
これだけ生活様式が変わり
人口も減少しているのに、
10年前と同じ商店街なんてありますか?
でも、この駅前銀座商店街は
まだまだ昭和の時代からずっと
商売を続け、次世代に引き継いで
いるお店があります。
レトロな雰囲気、下町の人情に
惹かれ新規出店のお店もあります。
駅前銀座商店街は
みんな頑張っていますよ!」
逆にごひいきにしてくれている
お客様からは
「コロナでどう?ずっとずっと頑張ってね」
「七夕やコスプレが出来なくて寂しいわねぇ、、
来年は大丈夫よね!」等々、
見ていてくれる地元のお客様の声も・・・。
見ていてくれる地元のお客様の声も・・・。
このコロナ禍でよく聞かれる言葉があります
「明けない夜はない、止まない雨はない」と。
確かに、真っ暗闇で雨が降っていれば
じっと待つことが一番安全でしょう。
時には、懐中電灯を持ち、雨合羽と
長靴を履いて勇気を出して
突き進む事も大切でしょう。
また、それが出来なければ
明るく照らしてくれる先頭の人に
付いて行くこともあるでしょう。
早朝深夜は車が通ることが出来て、
アーケードを修理しつつも
保持している駅前銀座は全国でも
とても希少で、珍しいのではと思います。
それだけ広いという事は通りに
20人歩いていても「少ない」と見えて
しまう事もあるでしょう。
でも小さなお子さん達が曲がり
くねったタイル模様の上を歩いている姿は、
駅前銀座ならではの風景だと思います。
SDGsが叫ばれている中、今ある資産で
持続可能な小さな実践が
出来れば素敵な事ですね。