『君は太平洋を見たか、僕は日本海を見たい』

中部横断道 新清水~富沢間

旧清水市の悲願であった日本海(上越)と
太平洋(清水)間を結ぶ中部横断自動車道が、
トンネル難工事を完了して3月10日に
結ばれようとしています。
本道路建設について40数年前に
建設促進運動が始まって、正式には3
2年前の1987年の閣議決定をもって
スタートしました。

 かつて、山梨県南部町・富沢町辺りまでは、
清水市の広域商圏と考えられていて、
清水七夕まつり・清水みなと祭り・
花火大会等には国道52号線を利用して、
沢山の人々が清水の海産物を求めに
訪れていました。

その後32年間の歳月は、
モータリゼーションの発達・
生活様式の変化で、購買動向も
変化しました。

日本列島の真ん中を、動脈とも言える
関越道・中央道・新東名道・
東名道を横断の形で結び、
最短距離・最短時間で日本海と太平洋を
結ぶ中部横断道の重要性は、現在、
山梨県・長野県で進められている
新交通システムと言われる
中央リニアや防災と物流のための、
国土にとって重要な基盤となることが
予想されています。

太平洋への到着点は、
駿河湾清水港です。
静岡市の積極的な対応策と共に、
地元商店街として具体的な対応実施が
期待されようとしています。

※写真:平成31年2月18日 静岡新聞 朝刊より